世界子どもの日
- Shoji Hattori

- 2025年11月20日
- 読了時間: 10分
毎日、世界中で戦争や戦争の噂、自然災害が起きています。その影響は、私たちが想像する以上に多くの人々の生活に及んでおり、子どもたちは自分たちには荷が重すぎる負担を背負わされています。今日は、世界こどもの日、この日が制定された背景にある約束、そしてこの祝日の重要性を称えます。
歴史を通じて、社会的制限、権力の欠如、影響力不足、さらには社会的地位、女性、子ども、そして高齢者は、押しつぶされるような重みで、戦争の痛みを感じてきました。ハーグ条約や赤十字国際委員会(ICRC)といった国際機関や条約が設立されるにつれ、これらの脆弱な立場にある人々が直面していた問題が、議論の対象となりました。第一次世界大戦終結後、子どもたちには手厚い保護が必要であることが明らかになりました。多くの子どもが親を亡くしたことで孤児になり、また家族を養うために働かざるを得なくなった人もいました。法律の改正が必要でした。その変化は、子どもにも権利があるということを語り継がれる真実という形で宣言されました。

Declaration of the Rights of the Child

1919
セーブ・ザ・チルドレン基金は、戦争を経験した子どもたちを支援し、保護するためにエグランタイン・ジェブとドロシー・バックストンによってロンドンで設立されました。
1920
赤十字国際委員会(ICRC)の支援を受け、セーブ・ザ・チルドレン基金は、国際セーブ・ザ・チルドレン連合を中心として設立、組織化されました(Humanium)。
1923
2月23日、国際セーブ・ザ・チルドレン連合は、第4回総会において「児童の権利に関する宣言」の初版を承認しました。
1924
児童の権利に関する宣言は、2月28日に批准されました。
9月26日、国際連盟はジュネーブ宣言として知られている、児童の権利に関する宣言を採択しました。この宣言には、子どもたちの要求と、大人がそれらに応えるべき方法を要約した、5つの項目が盛り込まれています。

この宣言は必要ではありましたが、法的拘束力を持つものではありませんでした。
1939年、第二次世界大戦が勃発し、この戦争は、前回よりも多くの犠牲者を出しました。またしても、子どもたちは、彼らを守るべき人たちの手によって苦しめられ、また、子どもたちを守る重要性が国際社会における重要な課題となりました。
1946年、国際連盟の後継機関である国際連合は、世界中の子どもたちを支援するために、ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)を設立しました。1946年以来、国連は、世界人権宣言、児童の権利に関する宣言、非常時および戦時における女性および子どもの保護に関する宣言など、いくつかの法律の制定を通じて、世界に重要な変化をもたらしてきました。
世界子どもの日
世界子どもの日は、1954年の決議第836(IX)における勧告として始まりました。「1954年12月14日の決議第836(IX)において、国連総会は、すべての国に対し、世界中の子どもたちの間の友愛と相互理解の日として祝われる世界子どもの日を制定するよう勧告しました。また、国連憲章の理念と目的、そして世界の子どもたちの福祉を促進するための活動の日としても、この日を守るよう勧告しました。
総会は、各国政府に対し、その日をそれぞれが適切と考える日および方法で遵守することを提案した」(国連)。それを受けて、日本、メキシコ、トルコは、子どもを祝う独自の祝日を制定しましたが、多くの国では、より多くの宣言が求められるまで、そうはしませんでした。これらの宣言の中には、児童の権利に関する宣言(1959年)と児童の権利に関する条約(1989年)がありました。

「総会は、児童が、幸福な生活を送り、かつ、自己と社会の福利のためにこの宣言に掲げる権利と自由を享有することができるようにするため、この児童権利宣言を公布し、また、両親、個人としての男女、民間団体、地方行政機関及び政府に対し、これらの権利を認識し、次の原則に従つて漸進的に執られる立法その他の措置によつてこれらの権利を守るように努力することを要請する」(Declaration of the Rights of the Child, G.A. res. 1386 (XIV), 1959, Preamble)。
1990年代までに多くの国が、子どもの権利に焦点を当てた宣言の署名を記念して、11月20日に多くの国が世界こどもの日を祝うようになりました。27か国では、11月20日を世界こどもの日として祝う一方で、その他の国々では、独自に選定した日を設けており、その日付には重要な意味があります。
子どもの権利の歴史についてより詳しく知りたい方は、ユニセフの公式ウェブサイトをご覧ください。
わたしの一日。わたしの権利。
国連は、毎年、世界中の子どもたちが直面している現在の問題を反映するために、世界子どもの日のテーマを選択しています。今年のテーマは、「わたしの一日。わたしの権利。」であり、世界が子どもたちの語る声に耳を傾けてほしいという国連の願いが反映されています。私たちには、子どもたちの声に耳を傾け、彼らには自分の意見を述べる権利があることを教える責任があります。ガザからスーダンに至るまで、世界中で多くの戦争、大量虐殺、飢饉が起きており、こうした残虐行為を目や耳にするのは、圧倒されるかもしれませんが、私たちはこの状況を直接経験している子どもたちのことを考えなければなりません。
以下では、ユニセフが子どもたちの声に耳を傾けることの大切さや世界こどもの日の祝い方について述べています。これらのヒントは、あなたの身近にいる子どもたちに役立つだけではなく、戦争や広範囲にわたる破壊を経験している子どもたちを支援するために活動している慈善団体や組織への支援方法を見つけるのにも役立ちます。

子どもたちの声に耳を傾けることへの重要性
自信と自尊心を育む:子どもが自分の意見を聞いてもらえたり、理解してもらえたと感じると、自信がつきます。それは彼らの考えや意見が評価されていることを示しています。
批判的思考を促す:子どもたちの話に耳を傾けることは、批判的思考や問題解決能力を養うのに役立ちます。それは、彼らが世界や自分たちが置かれている状況に対して、深く考えることを促します。
創造性を育む:子どもに未来への想像を自由に表現する機会を与えることで、彼らが直面するかもしれない課題や機会について創造的に考えることができるようになります。
絆を深める:開かれた対話は、親子の間の信頼を育みます。子どもが安心して、夢や悩み、考えを気軽に打ち明けられるようになります。
世界子どもの日に参加する方法
ここでは、世界子どもの日に合わせて、子どもたちと関わる実用的な方法をご紹介します。
耳を傾ける:たとえその考えが、野心的過ぎるように思えても、子どもたちが自分の考えを表現する機会を与えてあげましょう。
振り返る:子どもが共有したいことを振り返る時間を作りましょう。彼らの考えは、あたなの家族、地域社会、またはどのようにして世界を形づくっているのでしょうか。
支援し関与する:創造的な活動や会話を通じて、子どもが夢を追いかける支援をしてあげてください。
世界子どもの日のイベント
毎年、国連は以下の2つのイベントを主催していますが、お住いの地域で開催されるイベントも、ぜひ探してみてください。
この日は、世界中の子どもたちが、子どもたちの命を救い、彼らの権利を守るために立ち上がり、彼らの可能性を最大限に引き出せるように支援する日です。#KidsTakeOverです。子どもたちが、メディア、政治、ビジネス、スポーツ、エンターテイメントなどで注目を集める役割を担い、自分たちの世代が差し迫っている課題に焦点を当てるという、真剣なメッセージが込められた、楽しい一日になるでしょう。

世界を青く染める
11月20日には、世界中の学校や象徴的な建築物が、子どもの権利への支援を示すために、青く点灯したり塗られたりします。
子どもの権利を支援する団体
すべての子どもには、これら以上の権利があります:
休息と遊び(第31条)
表現の自由(第13条)
暴力からの保護(第19条)
教育(第28条)
身元の保護(第8条)
十分な生活水準(第27条)
権利を知る(第42条)
健康と医療制度(第24条)
以下の非営利団体は、子どもの権利を守り、その権利が認められるように活動しています。

チャイルド・ファンド・ジャパン
チャイルド・ファンド・ジャパンは、貧困の中で暮らす子どもたちの健やかな成長と家族や地域社会の自立を支援する国際協力NGOです。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年から主にアジアの貧困の中で暮らす子どもたちの健やかな成長と、家族や地域社会の自立支援に取り組んでいます。
Through these activities, we believe it is important to bring people together, deepen mutual understanding, and build connections.
この活動を通じて、人々を結び付け、相互理解を深め、つながりを築くことが重要であると考えています。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、発展途上国の子どもたちを支援する国際ネットワークであるチャイルド・ファンド・アライアンスに加盟している団体です。この連合全体では、ウクライナの緊急支援も含め、約2300万人を支援しています。
未来像:すべての子どもたちに、開かれた未来を約束する国際社会を築くこと。
使命:効果的な国際協力を通じて、子どもの権利を保護すること。
私たちは、すべての子どもたちが幸せで責任感のある大人に成長することを願っており、子どもの権利条約に基づいて活動しています。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
使命:社会の一員でありながら、その声が十分に届かないことが多い子どもたちと共に、彼らの視点を尊重し、権利の保護を擁護します。自由という、2つの基本理念を指針とし、子どもたちの幸福が十分に実現される国際社会の構築に努めています。
子どもたちの幸福が十分に実現される国際社会の構築に努めています。私たちの活動には、子どもの権利や社会問題などに関する授業、中高生を対象とした海外研修旅行、そして世界中の貧困地域で暮らす子どもたちへの教育支援などが含まれます。私たちの活動では、5つの主要な柱によって実施されており、そのすべてが子どもたちの幸福に真に繁栄される、世界の実現を目指しています。
地域市民教育
国際協力と家庭内児童支援
若者のリーダーシップ育成
若者主導の社会活動の支援
アドボカシーとパートナーシップの構築

日本子ども支援協会
私たち日本子ども支援協会は、里親が養育に専念できる環境を整え、子どもと親の間に愛が循環する社会の実現を目指しています。
使命:里親制度・里親支援を通して子どもたちを守る
暴力や貧困の影響を受けた子どもたちの心の支援を提供するためには、里親が必要です。里親制度は、次世代の虐待を防ぐことに役立ちます。しかし、里親たちは多くの悩みを抱えているものの、それを打ち明けることができません。日本子ども支援協会は、すべての里親を全面的に支援します。

日本財団
日本財団は、地方自治体が主催するボートレースの収益を活用し、国内外の社会問題の解決に取り組む、NPO団体に資金を提供する民間団体です。 活動への資金提供を行うだけでなく、解決に向けたモデルを構築することで新たな社会課題を特定し、研究、実践する機能も兼ね備えている点で、世界でも類を見ない財団です。「いいことは、みんなでやろう」を合言葉に、寄付やボランティアの文化も広めています。
6つの重点分野:
1. 海洋(2) 国際(3)子ども(4)災害 (5)障害(6) 社会
海洋、海運関連の課題解決、福祉や教育の向上、災害救援に加え、人道支援や人材育成を通じた国際貢献など、幅広い分野で活動しています。

行動喚起
世界情勢を目の当たりにし、周囲で起きている悲劇を思うと、私たちは胸が痛みます。圧倒されることもありますし、時間が経つにつれて鈍感になる可能性もあります。人間の苦しみを麻痺させてはいけません。心を鬼にしてはいけません。今、無力感を抱く人は少なくないと思いますので、言うは易く行うは難しというのは承知しています。
どんなに小さくても、変化をもたらすことができます。今日は、どうか目をそらさないでください。聞く耳を持ってください。よく見て。よく聞いて。できることを考え、できることを実行してください。心を柔らかく保ち、人間らしさを失わないように。
IMAGE 3 https://hrightsstudies.sis.gov.eg/en/agreements/declarations/declaration-of-the-rights-of-the-child/
IMAGE 9 https://www.childfund.or.jp/
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