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人日の節句

1月7日
読了時間: 6分

人日の節句は、七草の節句としても知られ、日本の五節句のひとつです。毎年、1月7日は、新年の慌ただしさが落ち着いた頃、この日は、ゆっくりと過ごし、健康を最優先させることを考えるきっかけとなります。人日の節句は、奈良時代から祝われてきましたが、その起源が中国にあることをご存じでしたか。




人日の節句の起源


旧正月の間、最初の7日間は、特に重要な意味があります。古代神話によると、女媧(じょか)は、最初の6日間で動物を7日目で人間を創造したとされています。順序は、次のとおりです:

  • Day 1: chicken


  • Day 2: dog


  • Day 3: pig


  • Day 4: sheep


  • Day 5: cow


  • Day 6: horse


  • Day 7: humans



人日の節句の概念は、7日目に由来しており、人類の誕生日として見なされています。


人日の節句が人気となり、広まる以前は、日本では、新年の初めに祝われる独自の風習がありました:それは、子の日と白馬節会です。子の日の祝いは、「松の木の幹に腰をこすりつけ、若菜の雑炊を食べるという風習で、1年中緑色の葉をつける松や、新鮮な春の草の生命力を体内に取り入れて健康を願うという意味がありました」(Hankyu Food) 毎年1月7日には、白馬節会(あおうまのせちえ)が宮中で行われ、この日には、天皇が馬を観覧しました。「中国で発生した陰陽五行説の「春に陽のものを見ると邪気が避けられる」という考えに基づくもの」(Yoritomo-Japan)。 




「飛鳥時代から1月7日に宮中で開かれていた、『七日節会(なぬかのせちえ)』と呼ばれる宴を始まりとする白馬節会は、元日節会(がんじつのせちえ)、新嘗祭(にいなめさい)と並ぶ、天皇の即位に次いで重要な行事に位置付けられていたとされ、1月7日が季節の節目として重んじられていたことが伺えます」(お墓きわめびとの会)。お墓きわめびとの会によると、和歌の中に若菜摘みとして知られていた風習がありました。若菜摘みでは、人々は、新年の最初の日に若菜を摘んで食べ、無病息災を祈り、時間が経つにつれて、これらの風習は、1月7日の人日の節句のお祝いから、今日、私たちが知っている七草粥へと変化してきました。   


七草粥


古来から、この七草粥は7つの薬草から作られ、ひとつは活力を吸収し、邪気を払い、1年を健康に過ごすことができると信じられていました。おせちを食べた後に、七草粥を食べると栄養が摂れてお腹の調子を整えてくれます。




七草粥に7つの薬草が入っていることは、ご存じだと思いますが、ここではそれぞれの薬草の種類とその意味について詳しく見ていきましょう。


  • せり


  • なずな


  • ごぎょう


  • はこべら


  • ほとけのざ


  • すずな


  • すずしろ


以下の情報は、macaroniからのものです:


芹(せり)


爽やかで独特な香りが食欲を刺激する「芹(せり)」。芹の和名は、芹の若葉が競り合うように生えていることにちなんで名づけられたといわれています。また、「競り勝つ」という意味が込められた縁起物でもありますよ。


芹は和食のアクセントとして欠かせない食材。葉も茎も食べられるので、和え物やおひたしなど、メインの食材としてもおいしくいただくことができます。 


薺(なずな)


アブラナ科の植物「薺(なずな)」の語源は「撫菜(なでな)」で、「撫でたいほどかわいらしい菜」や「撫でて汚れを払う」などの意味があるとされています。


また、ハート型の果実が三味線のバチに似ていることから、三味線の音を表す「ぺんぺん草」とも呼ばれています。


なずなは生命力が強い植物です。そのため、北陸地方の多くの武家では、厄除けの意味をこめてなずなを家紋として用いられていたことでも知られています。 


御形(ごぎょう)


「御形(ごぎょう)」は、別名「母子草(ははこぐさ)」と呼ばれるキク科の植物です。葉も茎も白い綿毛で覆われ、春には黄色の小花をたくさんつけます。現在はよもぎで作る草餅ですが、昔は御形が使われていました。




繁縷(はこべら)


「繁縷(はこべら)」は、別名ハコベと呼ばれるナデシコ科の植物。語源には諸説あり、「蔓延芽叢(はびこりめむら)」、「歯覆(はこぼるる)」、「葉采群(はこめら)」などが有力といわれています。


根がいっぱいに広がり、種が落ちるとすぐに芽が出ることから「繁栄がはびこる」にかけて、縁起物とされていますよ。 


仏の座(ほとけのざ)


「仏の座(ほとけのざ)」は、キク科とシソ科の2種類があり、春の七草に使われるのはキク科のほう。標準和名を「小鬼田平子(コオニタビラコ)」といいます。放射線状に広がる葉が仏様の座る台座に似ていることから名付けられました。 


菘(すずな)


「菘(すずな)」は、かぶのこと。七草粥では、主に葉と根が使われます。別名を「鈴菜」とも記すことから、「神を呼ぶ鈴」として縁起物とされるようになりました。 


蘿蔔(すずしろ)


「蘿蔔(すずしろ)」は、大根を指しています。大根は、根が白くて清々しい見た目から古くは「清白」とも呼ばれていて、「汚れのない清白」という意味を持ちます。


昔は、菘(すずな)同様に葉を使っていましたが、現在の七草粥では葉と根のどちらも使うことが多いです。


七草粥に使われる薬草には、それぞれに縁起の良い意味があるだけでなく、独自の健康効果もあります。


  • せりは、食欲を増進させ、血液の循環を良くします

  • なずなは、解毒作用と利尿作用があります

  • ごぎょうは、咳と喉の痛みを和らげます

  • はこべらは、腹痛を和らげ、歯周病を予防します

  • ほとけのざは、胃腸の働きを整えます

  • すずなは、消化を促します

  • すずしろは、消化を助けます


七草粥の作り方


以下の作り方は、Isetan Doorからのもので、初心者に最適です。


七草粥(2~3人分)を作るのに必要な材料は以下の通りです。スーパーなどで手軽に手に入るものばかりですので、ぜひ準備してみてください。 


・ごはん:お茶碗2杯分程度(炊いたもの)

・水:500ml~600ml(お好みの固さで調整してください)

・春の七草セット:1パック(スーパーなどで販売されているもの)

・塩:少々


作り方の手順


七草粥の基本的な作り方を、ステップごとに解説します。この手順通りに進めれば、初めての方でも美味しい七草粥が完成します。 


1. 七草を丁寧に洗い、葉物(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ)と根菜(すずな、すずしろ)に分けます。 


2. 根菜であるすずなとすずしろは、薄い輪切りかイチョウ切りにします。葉物は、沸騰したお湯に少量の塩を加えてさっと塩茹でし、すぐに冷水にとって色止めをします。水気をしっかり絞ってから、細かく刻んでください。 


3. 鍋にごはんと水を入れ、中火にかけます。沸騰したら弱火にし、焦げ付かないように時々混ぜながら、ごはん粒が粥状になるまでじっくり煮込んでください。 


4. 粥が好みの柔らかさになったら、切っておいた根菜(すずな、すずしろ)を加えて、さらに数分煮て火を通します。 


5. 最後に、細かく刻んでおいた葉物を加えて軽く混ぜ合わせ、塩で味を調えたら完成です。

説明が少し難しそうであれば、macaroniの以下の動画をご覧になるとわかりやすいと思います。






健康と笑いと喜びに満ちた、1年となりますように 🌿






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