伊雑宮の御田植式
- Shoji Hattori

- 6月23日
- 読了時間: 3分

三重県には、日本で最も有名な神社である伊勢神宮があります。伊勢神宮には125の別宮があり、その中には志摩の伊雑宮も含まれます。宮内庁によると、伊勢神宮内宮の別宮の中でも、伊雑宮は特別な地位にあります。 毎年6月24日、伊雑宮では磯辺の大御田(いそべのおみた)として知られる田植えの儀式「伊雑宮大御田祭」が執り行われます。伊雑宮御田植祭は、豊作を祈願する日本の三大神事である田植え祭の一つです。この儀式は無形文化遺産に指定され、その重要性が確固たるものとなりました。
伊雑宮の御田植式
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伊雑宮とその儀式の正確な起源は不明ですが、その御田植祭は江戸時代にまで遡る記録が残っています。「江戸時代元禄期にこの行事の存在を示す文書は存在するが、その起源を示す史料は江戸時代中期以降のものであり、行事で使用される太鼓を収める木箱には文化5年(1808年)の墨書きがある」(文化遺産オンライン)。
祭りの起源は、「穂落とし」という伝説に根ざしています。伝説によれば、倭姫命は伊勢神宮に捧げる供物を捧げる場所を探している途中、魚介類が豊富な島にたどり着いたといいます。田んぼにいると、彼女はマナヅル(真鶴)が稲穂を落とすのを見ました。彼女は、鳥でさえも供物を捧げることを知っていることに感銘を受けたと伝えられています。鳥の稲穂の供え物に触発され、彼女は稲穂を精米し、その米を天照大御神に捧げたのでした。それ以来、志摩では稲作が、宗教的な儀式として行われてきました。

祭りが1882年に復活して以来、毎年6月24日に開催されています。田植えの儀式は宗教的意味合いもあり、23日のお祓いから準備が始まります。御料田まで船に乗った後、身を清めて田植えの準備をします。 宗教的な準備は午前8時10分に始まりますが、稲作の儀式は午前11時に始まり、神職がお祓いをします。
伊雑宮によると、儀式は竹を切る行事に移行する音楽の演奏で始まります。「その後、室町時代の田楽絵巻を彷彿させる、のどかな田楽の舞に合わせて田植えが行われます。その後、参加者は装束に身を包み、日本の伝統的な楽器に先導されて、伊雑宮の鳥居に向かって賑やかに踊ります」(伊雑宮)。

伝統衣装をまとった女性たちが、音楽と踊りに合わせて田植えを始めます。この豊かな文化的行事には、田植えと音楽、そして踊りが融合しています。
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興味のある方は、こちらのイベント公式ページをご覧ください。
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